
パークゴルフで排水溝の金属の蓋の上にボールがある時どう処理するのですか?そのまま打つのですか、それとも移動させて打つのですか。

ルール上では、障害物という定義があります。これには下記のように、動かせる障害物と動かせない障害物があります。
障害物に触れているボール
「障害物」とは
プレー中に遭遇する「邪魔物」全てをいい、自然物・人工物の区別はありません。
「動かせる障害物」とは、障害物のうち、石・木の葉・枯れ草・動物の糞・虫・刈り取られた芝生のような積載物など、地面に固定していない自然物や、バンカーならし・置き忘れた杭・傘・空缶・縄など固定されていない人工物を指します。
「動かせない障害物」とは、障害物のうちコースに設置してあるもので、簡単に動かせないもの、または動かしては困るもので、樹木などの生長物・樹木の支柱・バンカーならしの支柱・金網・排水溝の蓋・OB杭や花壇の柵などを言います。
排水溝
つまり、排水溝の蓋は「動かせない障害物」です。
一般には動かせない障害物はそれを回避して打つことになります。ですが、唯一排水溝の蓋については、ボールをそのまま打つと、ボールやクラブを傷める心配があるということを考慮して、ボールを移動させて良い、という解釈があります。
ただし、これはその大会の主催者が「移動しても良い」と認めた場合です。ですから基本的にはそのまま打つというのが原則です。
しかし、サークルの大会や仲間同士の大会では移動させても良いとするのがよろしいかと思われます。
その場合、ワンクラブまたはワングリップ(クラブのグリップの長さ分)だけ移動して良いというのが一般的です。
もちろん、カップに近づかない方向にボールをプレース(置くこと)しなければなりません。

このことは大会のルール説明の際に、明確に
伝える必要がありますね。
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