パークゴルフのルールについて、「2度打ち」はペナルティの対象ですが、わかりずらいことがあるので教えてください。
質問の続き
カップがある場合、ストローク中で弱く「コン・コン」とボールが当たっているような音がしても、同伴者は「この程度では2度打ちとはいわないよ」と言っています。
クラブを打ち出す方向でラフ等の影響で跳ね返って、「コン・コン」とフェースに当たることは、よくあると思います。
私は、このようなことにならないように、ボールに当たると同時にクラブを素早く引き、2度打ちにならないようにストロークしていますが、ストローク中ならば、2度打ちとは言わないのでしょうか?
大会上位入賞者の常連の方が、言っておられるので信頼性が高いと思い意見はしていません。パークゴルフ協会でのルール説明でのイラストでは、何かにぶつかって跳ね返ってから当たるなど、明らかに2度打ちを見れるのでそのような場合は、2度打ちとしてペナルティを課しています。
以上、説明不十分でわかりづらいと思いますが、わかりやすいご説明をお願いします。動画などあればご紹介をお願い致します。
クラブに当たる音で判定
大会上位者が言うことだから、これくらいなら良いという内容ですが、それは許されないことです。ルール上はクラブに2度当たることを2度打ちというのですから、どんな場合も2度打ちは反則ですから、2打罰になります。
そうでないと、許される範囲とそうでない範囲が、同行者の考えに左右されて、セーフになったり、アウトになったりということになりかねません。
ルールは厳格に守るべきです。もし、同組の人があなたの2度打ちに気づかなかったとしても、あなたはスポーツマンの精神で「今は2度打ちをしました」と明言して、2打罰を自らに課すべきです。
例え、そのことで上位入賞を逃がすことになってもです。
日本パークゴルフ協会の「ルールの説明」では2度打ちについて、最初の2行で
「ボールを二度打ちしたときは、2打を加算して、止まった位置からプレーを続けます」
と記載しています。これがすべてです。
その後に図と具体的な説明の文章があるので、混乱を与えていますが、この図のようなことはむしろ稀なことです。この図の内容は2度打ちというよりは「2度当たり」ともいうべき内容です。
もちろん、これもペナルティの対象です。
私は20年近くプレイしていますが、この2つの例に出会ったことがありません。しかしラフからのショットではよくあります。
動画を希望されていますので、次に示します。(2分04秒くらいから)
私の経験では、2度打ちはラフから脱出する時に「すくい打ち」をするときによく見る光景です。
これはショットしたボールがラフにある芝や草でスピードが落ちているのに、クラブのスイングスピードがそのままフォローとなってボールのスピードに追いつき、もう一度当たるという現象です。
ですから、2度打ちの心配がある時は、かぶせ打ちや斜めに切る「カット打ち」「三角打ち」「ロブショット」で攻める方が無難です。
あなたの実践しておられる、「ボールに当たると同時にクラブを素早く引く」という方法は正解です。なかなか難しい方法ではありますが。
どうですか、2度打ちだと言われないと分からないくらいですよね。
これはアウトなんですよ。
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