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パークゴルフ|飛距離を出す打ち方、渋野日向子選手も変えた!(画像)

ティーショット
この記事は約6分で読めます。
L2
ミセスX

上々パークゴルフで、以前に飛距離の出し方を読んだのですが、あまりうまく行きません。分かり易く教えていただけないでしょうか。

きたはちきたはち

Xさん、文章を読むだけではなかなか理解できない点が多いと思います。
そこで、今回は別の視点から解説しましょう。

飛距離を出す打ち方

普通に打てば40mから50mは打てるのに、長い距離のホールではつい力が入り過ぎて、30mも出ないという例はよくあることです。

飛距離を伸ばすスイングとは

 

まず、次の写真を見てください。

多くのプレイヤーが大体このようなスイングになっているのではないでしょうか。

(プレイヤー1)

(プレイヤー2)

つまり、クラブをほぼ真上に振り上げて、ほぼ真下に振り下ろす、という形です。普通に見ていると、特に違和感はありません。

 

一方、野球のスイングを見てください。

この選手がホームランを打った瞬間です。

少し体が後方に倒れているのですが、スイングの方向は水平、体の軸にほぼ垂直です。

つまりボールに最大限力を与えるには体の線に垂直に振るべきだということをお伝えしたいのです。

 

飛距離を伸ばす科学的根拠

ただ、ゴルフやパークゴルフも水平方向に振ってはボールに当たりません。だから、止む無く下の方向に振ることになる訳です。

この理論的根拠をお話します。物理的あるいは数学的な話になります。

本来、水平方向に振れば、ボールに最も力が加わり、より遠くに飛ばすことができます。(図ではオレンジの方向)

しかし、図の黒の方向に振ると、力が下方に与えられ、オレンジと同じ力で振っても、飛球線方向へは赤の部分しかボールには伝わりません。つまりそれだけ、力をロスしているのです。

計算上は約3割減ずることになります。

スイングは直角に

ではもう少し解析してみましょう。

このプレイヤーの場合、クラブの上がっている角度が直角(オレンジのライン)に対して、45度ほど上方になっています。

スイングするとそれだけ、力が伝わり難くなっているのです。

力学的に考えると「√2分の1=0.707」、つまり3割ほど減少しています。ということはボールにも7割しか伝わっていないということです。

 

これは非常にもったいないと思いませんか?

そうなると、直角の方向(つまり、オレンジの方向)に振れば、今の7割の力で、同じ距離が得られるということになります。

ならば、7割の力で、直角の方向に振れば、力まなくて済む分だけ正確にヒットするということが期待できる訳です。同じ力で振れば、3割は伸びるということになります。

 

いつもお伝えしていますが、ティーショットは飛距離よりも方向性です。

そして方向性を出すためには、思い切り振るのではなく、ボールをクラブフェイスの芯に当てることです。

そのためにはバックスイングを控えめにして、芯に当てるスイングをするということになります。

おわかりでしょうか。

最も力が伝えられるのはクラブを体の軸と直角に振るのが理想なのです。

ですが、クラブの長さと身長の高さにより体の軸と直角に振れないので、止む無く打ち降ろす角度に振っているのです。

ですから、できるだけ体の軸と直角に近い方向に振るというのが、飛ばすための科学的理論なのです。

いかがでしょうか。

 

ただ、科学的根拠はこうですが、人それぞれに打ち方があると思います。

自分が一番打ち易いフォームで打つという考えもありますが、より良いフォームに変えるという勇気も必要です。

次の画像は2021年3月19日~21日に行われた「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」2日目渋野日向子選手のティショット画像です。

昨年までのショットとフォームを変えて、明らかにバックスイングが背中側に回っています。ここで私が推奨している理想的なスイング・スタイルです。

次は同組で回った浅井咲希選手のフォームです。

明らかに違いがありますね。

このスイングでの渋野選手の今後の活躍に期待します。渋野選手は、まだ変えたばかりですから結果が付いてくるのはこれからだと思います。

そして私自身、この振り方に変えてから、平均して2割は距離がアップしました。是非挑戦してみてください。

この考えは、例えば今まで50mを打っていたのと同じ力で2割アップの60mの飛距離が出るということです。

 

次の画像は上記(写真1)で紹介したプレイヤーです。

(プレイヤー1の改造後のスイング)

このプレイヤーもスイングを変えて、つまり背中側に回すことによって、飛距離が伸び、70mも軽く振ることで届くようになりました。

あまり力を入れなくて、バックスイングも小さくて済みますので、芯を外さなくなり、返って飛ぶようになったのです。

芯を外さないスイング

冒頭にも述べましたが、力一杯振って飛ばしてやろうとすると、クラブフェイスの芯から外れて、期待したほどボールが飛ばないということは皆さんも数多く経験されていることでしょう。

ですから、飛距離を稼ぐには芯に当てるということが大切です。そのためには、バックスイングはあまり大きくとらないで、今までの5~6割の力で打ってみてください。

もちろん、両脇を締めて、体の回転で打つ、つまりバックスイングの捻転した力をそのまま戻してやるという意識です。

そしてボールは最後までしっかり見るということも忘れないでください。

フォローについて

さらに記載しておきますが、打った後のフォローは飛球線方向がベストです。

フォローを左後方へ引くとボールの飛び出し方向が左に引っ張られる可能性が強くなります。非常に微妙な問題ですが。

 

ここでも科学的な説明をしますと、ボールの飛び出す方向は、インパクト、つまりクラブフェイスがボールに当たった瞬間のフェイスの向きで決まります。

ですから、フォローを左後ろに持ってきても、当たる瞬間に違いはありません。

ところが意識して真っすぐフォローすると、それまでの軌道、つまりバックスイングからインパクトまでのクラブフェイスの向きが理想的になるという事実が一方ではあるのです。

ですから「意識して」フォローを考えてみてください。

 

ただ、最初は意識しなくても大丈夫です。飛距離が伸びる快感を味わってください。きっと新しいパークゴルフの世界が広がることと思います。

まとめ

1 バックスイングは飛球線の方向ではなく、体に巻き付けるように「右後ろ」つまり背中側です。

2 そしていつも確認しているように脇を締めることが大事です。これも忘れてはいけない重要なポイントです。

3 最後までしっかりとボールから目を離さないことです。

 

きたはち
きたはち

Xさんもそうなることを祈っております。成果が出たり、また何かありましたら、是非スタッフにお知らせいただければ私たちも嬉しいです。

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