この記事は、一時公開されないという現象が起こりました。そこで加筆の上、改めて掲載いたします。
プレイ中に、あなたは弱気になったり、こんなはずじゃなかったのに、なんて考えたことはありませんか?
かく言う私も今までにそういうことが続いて、何度悔しく、情けない想いをしたことか・・・。人間、なかなか強気で攻めて、それを最後まで貫き通す精神力を持っている人は極めて少ないと思っています。
パークゴルフはメンタルの競技であると言われますが、本当にそうだと思います。
メンタルについて考える
練習では良いスコアを取れているのに、大会になると上手く行かないのは何故でしょうか。やはり大会は普通の練習ラウンドとは違います。当然人目が気になりますし、上がってしまうということもあります。
そんな時にはどうしたら良いのか、そういうことについて考察していきましょう。
パークゴルフはそういうもの
ゴルフでもメンタルな部分を解説者が述べることがありますが、パークゴルフもそういうメンタルなものが表れやすい競技なのです。
ですから、なかなか普段通りにできないのが当たり前なのです。その当たり前のことで、「こんなの自分だけじゃないか。ああ、どうしよう・・・、もうすぐティーショットだ。(ドキドキ・・・)」となってしまうのが普通の人なのです。
さあ、あなたのティーショットの順番になりました。大会の最初のティーショットです。多くの参加者があなたの動きを注目しています。
そんな時に「俺の華麗なティーショットをしっかり見ろよ!」なんて思えませんよね。
人によっては上がってしまって、いつものスイングはできません。固く、ぎこちない動きになるのが普通なのです。
そこで、普段どおりのスイングができるのは百戦錬磨のプレイヤーのみだと言えましょう。
ならば、あなたもその百戦錬磨のプレイヤーになれば良いのです。もちろん、一朝一夕にできるものではありません。日頃の鍛錬がものを言うのです。
練習による自信が武器
何百回も何千回も練習をして積み上げた技術こそ自信の表れとなり力を発揮できる武器になるのです。
そうは言っても、私たちはプロではありません。いつもの仕事や行動に制限されて、パークゴルフだけをするという生活は簡単にはできません。
しかし、他人よりも1回でも多く、1球でも多く打つ練習をしたと思えるなら、それはあなたの強力な武器となり得ます。
自信を持って普段どおりのショットをしましょう。
普段どおりショット
では普段どおりのショットをする方法を、特にメンタルの部分から考えてみましょう。
余計なことは考えない
先日はここで、ピンそばに付けたからあのショットをしようとか、今日は上位に入るようにうまく打つぞとか、このコースは24で上がるぞ、というような雑念は捨てましょう。
また突然、失敗した時の記憶がよみがえったりしたら、忘れるようにアドレスをリセットしましょう。ただ、あまり時間をかけるのはマナー違反です。
このホールはどこを狙えば良いかに集中する
ホールによっては絶対に行ってはいけないコースがあります。その場合、狭い範囲で狙うとリスクもあるので、範囲を広げて狙いましょう。
その範囲に行けば、あなたはナイスショットができたと思えば良いのです。
緊張しているな、と感じたら、パークゴルフとは関係のないことを思い浮かべてみましょう。昨夜見たTVドラマやお笑い番組の中の、あの芸人が言っていた一言とか、あれは笑ったなとか、そういう方に思考を持って行きましょう。
お笑いの中のあのフレーズというのも効果がありますよ。
決まったルーティンでショットに入る
あなたは普段からティーショットに入る前のルーティンがありますか?
例えば、クラブを1回素振りをしてから右足をセットし、さらに左足を決めて、クラブを真上から降ろしてきて・・・というような一連の行動です。
これを行えば、普段と同じようにアドレスに入ることができます。ルーティンを持っていない人は、ぜひ自分の型を作ってください。
最初のティーショットは六分の力で
ここで力んではいけません。距離よりも方向です。しっかりと芯に当たるように力みを抑えて、六部の力でバックスイングをしましょう。そして六分の回転力でインパクトに向かいましょう。
飛んだボールにうなづく
もし、思ったとおりのコースにボールが行かなくても、それで良いのだ、とうなづいてみましょう。
他人がどう見てるかは問題ではありません、あなたがそれで良しとすれば良いのです。
結果を受け入れる
もしも、アプローチに失敗して、あるいはOBになって5打・6打を打った場合でも 失敗したなと思わないことです。
36ホール回るうちには、必ずそういうホールもあります。気持ちを切り替えて次のホールの狙い場所を決めましょう。
現在のショットに集中する
前のホールで失敗しても、次のホールで取り返してやる、などと意気込まないことです。
次のホールでは3が取れれば良いと、楽な気持ちで行きましょう。失敗するホールもあれば、2をとるホールもあると、楽に構えましょう。
余裕を持って隣のコースを見よう
先詰まりして、待ちがある場合は、帰りに通る隣のコースのピンの設定場所を調べましょう。そしてその場所をあなたのスコアカードに記しておきましょう。そのホールに来た時に、ピンの奥にグリーンはどれくらいの広さがあるのか、などが分かっていれば、強めに打つか、弱めに打つかという計算ができます。
記載したら、気持ちを切り変えて今のホールに集中しましょう。
回りの景色や空、雲、風を感じましょう。
あなたなりの、気持ちを落ち着かせる魔法の言葉や、情景を思い浮かべることも平常心を呼び起こす道具になります。
ぜひ用意しましょう。
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