雪でコースが閉鎖される北海道においては、そろそろシーズンが終了します。大体のコースでは10月の最終週から、11月の第1週くらいに「クローズ大会」等を開催し、次年度へのつなぎをアピールします。
シーズン終了をどう締めるか
これはサークル活動でも同じですね。私たちのサークルでは「納会」の大会を実施しています。
コロナ前までは居酒屋で忘年会を兼ねて、11月に「納会」を実施していましたが、コロナで自粛期間は屋内で密集することもできないので、代わりにパークゴルフでラウンドをするようになりました。文字通りの「納会」です。
年間賞の表彰
コロナ前から、サークルでは大会の賞品を出していません。
それまでは会員数も多く、予算もかなりあったので、少しではありますが、賞を出していました。
それは1位から3位までと、ブービー賞に飛び賞を2つくらいです。しかし、会員数も減って、年間予算も多くを見込めなくなり、例会や月に1回のステージ大会も賞品を出さなくなりました。
すると、「賞品がないなら」と会から離れて行った人も何人かいました。それは仕方のないことでした。
代わりに1年間の大会の順位を次のようなポイント制にして、そのポイントと例会の出席点との合計ポイントが多い人から順に年間大賞、準大賞等を設定し、賞を与えています。
ポイントの与え方
大会の1位 20点
2位 19点
・・・・・
20位 11点
21位 10点
以下、すべて10点
ただ、同スコアはすべて同じポイントを与えます。例えば同スコアの場合、「カウントバック」や「オールドベター」などで1位、2位、3位・・・・として行きますが、ポイントは次の表のようになります。
氏名 | スコア | 順位 | ポイント |
A | 100 | 1 | 20 |
B | 100 | 2 | 20 |
C | 102 | 3 | 19 |
・・・ | |||
・・・ | |||
X | 120 | 20 | 11 |
Y | 123 | 21 | 10 |
Z | 126 | 22 | 10 |
年間6回の大会を上記の考え方でポイントを記録します。これに年間24回の例会に1回出席すれば1点を加えます。
その合計点で上から順に並べて最上位を「年間大賞」2位を「準大賞」としています。
その他の年間賞
3位から5位までを「年間優秀賞」
昨年のスコア平均と、今年の平均を比較して、一番上昇した人を「アップ賞」
今年入会した人の中で一番平均スコアが良かった人に「新人賞」
例会・ステージ大会ともに1回も休まなかった人に「皆勤賞」
以上の人たちには細やかですが賞品を授与します。
日頃賞を取れない人のために
最後のステージ大会(10月)には、普段上位にはなれない人のために、次のように分けた順位で、それぞれ同じ賞品を与えます。つまりA組1位とB組1位は全く同じ賞品です。
例えば参加者が30名とします。これをスコアで1位から30位までに並べます。
上位1から15位までをA組、16位から30位までをB組とした分け方をします。
1位 A組優勝、 2位 A組準優勝、3位 A組3位 14位 A組ブービー賞
16位 B組優勝、17 位 B組準優勝、18位 B組3位 29位 B組ブービー賞
さらにラッキー賞も順位で決め、できるだけB組に当たるようにしています。
なお、参加人数が奇数の場合はどこで分けるかを予め決めておき、開会式で明確に発表しておきます。後から発表すると、恣意的に決めたと思われる心配があります。
順位の発表の瞬間はかなり盛り上がります。特に15位はA組の最下位、16位はB組の1位になりますから、思わず歓声が上がります。
この2組に分けて表彰する方法は
説明ページはこちら(下位グループも表彰したい)
でも紹介しています。
この表彰の仕方は、他の団体・サークルにも好評でした。ぜひ試してみてください。
納会の大会
納会での大会は、これもスコアで順位を付けます。
そして、大会後に「ビンゴ大会」を実施しますが、この時、番号のボールを一々回していては時間がかかるので、スコア順位の最下位の人から1位の人までの順に好きな番号を言います。もちろん、自分のカードに有利になる番号を言うのです。
かなり早くビンゴが出ます。一回りしたら、また最下位の人に戻ります。ビンゴが出たら、並べられた好きな賞品を選びます。
もちろん、「納会」ですから、ビンゴ大会の前に、今年度の反省と次年度へ向けての考え等について意見の交換も行います。
その他、班分けをしていて、年に2回班対抗戦をしています。上位5名のスコア合計で一番良かった班の全員に細やかな賞を授与しています。
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