バンカーも出しやすいものと、難しいものとがります。冷静に判断し、対処し、できるだけ打数を抑える戦術を取りましょう。
バンカーでの対処あれこれ
バンカーショット
アゴが高く、また手前に反り返っているような場合は脱出は不可能です。その場合は横方向に出しましょう。1打増えるだけです。戦術として遠回りも回避術としては必要です。
バンカー回りのルール
バンカーならしは、動かせる障害物です。したがって取り除こうとして動いた場合は、ペナルティなしで、元に位置に戻すことができます。
バンカー内のカジュアルウォーターの救済方法は下記のように2つあります。
(1)バンカー内にプレースできるところがあればカップに近づかず、ボールのあった位置に出来るだけ近いバンカー内にプレースする。
(2)バンカー内にプレースする場所がない場合、カップに近づかず、ボールのあった位置に出来るだけ近いバンカー外にプレースする。
いずれもノーペナルティで移動できます。
3 ボールがくぼみや足跡の中で止まっている。
そのまま打たなければなりません。砂をならして打つと、ペナルティが付加されます。
ただし、スタンスをとって足場を安定させることや、アドレス時にクラブのソール(底)を砂につけることは許されています(押しつけてはいけません)。
こういう困った状況を作らないためにも、バンカーに入ったら、跡はきれいにならしましょう、
4 バンカーならし(レーキ)
動かしたり取り除いてもかまいません。取り除いてボールが動いた場合は、元あった場所に戻します。この場合、ペナルティはありません。
ホルダーがある場合は、必ずホルダーに立てましょう。ホルダーが無い場合は、ピンとは反対側で、邪魔にならない位置に置きましょう。
レーキの使い方
これはあるパークゴルフ場の経営者の方から、皆さんに是非伝えて欲しいという内容のお願いです。
自分が足を踏み入れた砂は、レーキで、できるだけきれいにならして欲しいということです。これは当然皆さんはやっていただけていると思うのですが、時たま足跡が残っていたり、ボールの跡が残っていたりします。これは次のプレイヤーには「迷惑な落とし物」です。ならすのはマナーというよりは、義務と言っても良いかと思います。
また、バンカーの中からレーキを使って手前(中央方向)にかき寄せた砂は、縁の方向へ押し出すように戻して欲しいということです。これをしないと段々と砂が縁周辺からなくなり、アゴが高くなってしまいます。アゴが高いバンカーは脱出が難しいですよね。
同じようなことですが、深い方からバンカーに入ると、砂が大きく斜面から削られます。つまりアゴが高くなる原因を作ってしまいます。浅い方から入り、そこから出るように配慮しましょう。
自分が困るような状況は作らないと考えるとお互い助かりますね。
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