ティーグラウンドの足
高さのあるティーグラウンドでは足が出たままショットをするとペナルティになるのですか。
確か以前は高さのあるティーグラウンドでは足がはみ出していても良かったはずですが。
ルールは正確に
確かに、以前はフラットなティーグラウンドではダメでしたが、高い場合はかかとがはみ出していても 問題はありませんでした。
しかし、2010年3月1日の改定によって、高さがある無しに関わらず、はみだしは禁止されました。
さらに2020年3月1日、さらに改正されています。
実は今でもそこを間違っている人がいて、コースによってはできるだけギリギリに立った方が、コーを狙いやすいということで、足をはみだしたままショットをする人がいます。
私はそういう人にはきちんと説明して直すように心がけています。余計なお世話と思われるかもしれませんが、その人が大会に出て、ペナルティを受けると気の毒だからと思ってのことです。
大会であるなしに関わらず、足が出ている場合は、ショットする前に私は教えてあげます。気が付かないでショットを終えると、2打罰になりますからね。
中には打ってしまってから「足がでていたから2打罰ね」と言う人がいると聞いたことがありますが、それはどうかなとも思います。
わざと注意しないで、2打罰を与えようという意地悪な気持ちがありありですね。しかし、ルールはルールですから文句は言えないことではあります。
ですから、ルールをしっかりと把握してラウンドすることは最低限必要なことだと感じております。
ティーショットをする前に自分で確かめる習慣をつけましょう。
画像による説明
ティーグランド内での足とボールの関係です。
注意:2020年3月のルール改正で、ボールはティーラインより後ろに置かなくてはならなくなりました。ご注意ください。
また、最近はほとんど見かけなくなりましたが、ティーアップしたボールが、ティーラインから出ている人がいます。
ティーライン(ボールをこの位置から出してはいけないライン)より前に出てはいけません。図のように完全にティーラインより後ろに置かなくてはなりません。足はティーラインより前に出ても問題はありません。
そのまま打つと2打罰です。
詳細のルールは「2020年改正ルール1~3」をご覧ください。
ティーグラウンドとルール
ティーグラウンドとは、各ホールのスタート場所をいい、その区域は平坦(安定してティーアップできる程度)で、1辺の長さが前後面・両側面とも1.3m以上なければならない。
本規則におけるティーグラウンドとは、構造物(台等)を含まない平坦部分のことである。ティーグラウンドの前面の先端から40cm以上離れた両側に、ティーマークを設置するか、ティーラインを引き、その先端から後方の区域を、ティーアップエリア(ボールをティーアップできる範囲)とする。
ボールの一部でも区域の外にある場合は、そのボールはティーアップエリア外にあるボールである。
これを図で表すと次のようになります。
図で赤のボールは、ティーラインの前側にあり、「ティーアップエリアの外」にあるため、ペナルティとなります。
青のボールはティーラインの先端より後方になるので、問題はありません。黄のボールも問題なしですね。
念のために、もう一度記載しますが、足がティーラインより前に出ても問題ありません。
なお、ティーグラウンドはエリアが前後1.3m以上なければなりません。これが無いと公認コースとしては認められないのですが、無料のコースや、未公認のコースでは1.3mを満たしていない場合があります。この場合は足が出ることが認められる場合もあります。
コースに出る前に確認しておきましょう。
ルール上の細かいことでも結構です。疑問がありましたら、このページの下欄にある、お悩み相談受付からお寄せください。
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コメント
初めにAさんがティーショットしたボールに次にショットしたBさんのボールが当たりました。動かされたAさんのボールをBさんではなく同組のⅭさんが勝手に元あった位置に戻した場合、Ⅽさんにペナルティーが科されるのでしょうか。