ラフの切れ目から近いピンの位置にボールがある場合、どのように打てば確実に入るでしょうか?
ピンに近いラフからの攻め方
写真では分かり辛いですが、ピンに近いラフに入ったボールは、どのように攻めれば良いでしょうか。この画像のコースは無料の所です。コロナの影響で、手入れもあまりされずにいたので、芝もラフもガタガタです。
冷静に考える
しかもラフが深いので、普通に打てばクラブフェイスとボールの間に芝が入って、距離のコントロールが難しいですね。
もしかしたら、芝でボールが走らないかもしれないし、かと言って強く打てばとんでもない所まで転がってしまう恐れもあります。
えーい、こうなったら、運を天に任せて、えい!とやるのも素人のすることにしか思えません。
芝に負けずに転がす
似たようなページでは、「ちょっと工夫したラフ打ち、独自の方法」
のページを紹介しています。その方法でも攻められるのですが、そちらは慣れも必要です。
まあ、全ての方法は慣れが必要であることは言えますが、「独自の方法」などと言うと、かなり練習しないと上達できないような気がします。
その方法もそうなのですが、ここで大切なことは「フェイスとの間に芝を入れない」ということです。そのために上記の「独自の方法」があるのですが、ここではもっと「楽な」方法を述べましょう。
まず、スタンスです。ロブショットと同じように、両足とボールで三角形を作ります。そう三角打ちとも呼ばれるスタイルです。こうすることによって、ダフリを防ぐことができます。ラフの中でダフリが出ると、もう一度打つことになりかねません。
そして、ボールの上半分を打って転がすイメージです。もっと限定的に言うと、上3分の1の場所を打つ感じです。
するとボールは芝を入れずに、前方向の回転が与えれら、芝に負けずにピン方向に向かうという理屈です。ですから、強さも普通のパットと同じか、やや強い打ち方で攻めることができます。間違っても向こう側に長い距離が残るという失敗もありません。
ポイントは「前向きの回転を与える」です。上げる必要はありません。転がしです。
前向きの回転がかかっていますから、少々の芝の目に負けることはありません。
「コンコン」という幸せな響きを耳に入れましょう!
ピンに近い所で失敗すると、喪失感が大きくなります。こういう細かい技術を身につけることがスコアアップにつながるのです。やってみましょう。
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