相談内容: OBとなったボールをルールに従ってリプレースした後でボール位置を微調整しようとしてクラブベッドでボールにコンコンと当てるのは打数にカウントされないのでしょうか?やった当人はアドレスにはいったのではないから打ったことにはならないと解釈されると主張します。
この質問は個人的にE.Kさんにお送りしたのですが、記載されたアドレスには送信されずに戻ってきましたので、この欄で回答いたします。
お問い合わせ、ありがとうございます。
OBになったボールを拾ってプレースした後のボールをクラブで触った
ルールを勝手に解釈してプレイする人が、時々いますが、困ったものですね。
ご質問の内容に該当するのは「パークゴルフ規則 第21条」があります。
第21条
止まっているボールが局外者又は同伴者によって動かされた場合、そのボールは次のストロークを行う前に元あったと思われる位置にプレースしなければならない。2 止まっているプレー中のプレーヤーのボールを、本規則上許されている場合を除き、プレーヤーが拾い上げたり、動かしたり又はボールに触れたときは、ペナルティを付加し、元あったと思われる位置にプレースしなければならない。
と明記しています。
ご質問の場合、明らかに動かしていますから、この条項に該当すると判断されます。また、ボールに触れるという行為は何も手だけではありません。自分の持ち物に触れた場合も同じですから、クラブで触れることも許されません。
従って、そのプレーヤーはペナルティが付加されるということになるでしょう。OBの位置にある場合はプレー中のボールではありませんから、クラブで触れてもペナルティにはなりませんが、プレースした瞬間にプレー中のボールになります。
これと似たような例では、OBゾーンからボールをクラブでフェアウエイに戻すという行為も注意する必要があります。アクシデントストロークと判断されても仕方がありません。気を付けましょう。
なお、ここで使われている「リプレース」という言葉ですが、これはマークをして拾い上げたボールを元の位置に戻し、ボールマーカーを取り外すまでの行為を意味します。それ以外、例えばOBからボールを拾い上げ、2クラブ以内にボールを置く行為は「プレース」となります。
自分勝手な解釈でプレイをして欲しくはありませんね。
パークゴルフは楽しくあるべきです。そのためにはルールやマナーをしっかり守って欲しいものですね。
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