OB区域にある塀に触れて打った。
ペナルティではないか。
OBラインの外5cmに高さ約1.2mの塀(アルミ製の格子)があります。その外20cmからは崖です。この塀はOB区域(コース内)にあると考えアドレスの時体が触れるのは良いが、寄りかかるのはペナルティーでストローク中には体やクラブが当たるとペナルティーと思いますが正しいでしょうか。
K.U様お問い合わせありがとうございます。
フェンスやネットによりかかること
柵や塀、あるいはネットについては、仰るとおり、ショットの際に触れるとペナルティになります。
例えOBゾーンの外側(OB側)にあってもです。もっとも、フェアウエイに塀などあり得ませんが。
アドレスの時は、まだショットの体勢に入っていませんから、ペナルティにはなり得ませんが、ショットの際に触れるとペナルティになります。
ただ、お問い合わせの状況を想像すると、OBラインの5センチにフェンスがあると書かれていますが、OB杭そのものの幅が5センチほどはありますので、もしかしたら50センチの間違いではないかと考えます。
5センチしかなければ、直径6cmのボールより幅が狭い訳で、ピンの方向によっては、2クラブ分移動してもほとんどフェンスから離れられない場所になります。
その距離はともかく、お問い合わせの様に、ショットの際にフェンスに体が触れるとペナルティになることは間違いのないことですから、何とかペナルティを避ける方法を考慮する必要がありますね。
一つは「アンプレヤブル」の宣言です。1打足しても2打罰よりは「被害」が少なくて済みます。
別の方法は「後ろ向きに打つ」という方法です。もちろん、左打ちでも結構ですが、左打ちは距離感が難しいですから、右手1本で後ろ向きに打つことを私は推奨します。この場合、きちんと打つ方向にクラブの矢印を合わせ、とんでもない方向に打たないように気を付けます。
下手すると、反対側のOBまで行ってしまうこともあります。距離と方向をしっかり定めた打ち方をしましょう。
それともう一つ、技術的なことを付記しておきます。バックスイングが取れないからと、左手のハンドファーストでフェイスをボールの近くに止めて、右手で叩くという行為はペナルティになります。
「ストローク」はスイング動作が無ければなりません。どんなに小さくてもバックスイングが必要です。
なお、フェンスすれすれにあるボールの打ち方は「ネット際の打ち方」に詳しく説明しています。
体はもちろんですが、身に付けている物も触れてはいけません。微妙な部分もありますので、同行者2名に見てもらって、後のトラブルにならないようにしましょう。
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