BコースはAコースに比べて山坂が多いコースです。しかし、逆に好スコアが取りやすいコースでもあります。何故なら、Aコースのように両サイドのOBが出づらい設計になっているからです。もちろん、コースや強さを間違うとOBになりますので気をつけましょう。
1番 34mパー3
距離34mはどう見ても納得できない距離です。(絶対40以上はある!)
一番奥のOBゾーンに入れるつもりで打ったら、約45mでした。従って、写真の位置までなら43mは打たなくては届きません。(注:奥のOBゾーンは無くなっています)
ここは左に下っているので、やや右狙いです。ちょっと右に行きすぎると、OBラインぎりぎりまで右に反れますが、ちゃんと戻ります。
30mくらい先の左手にバンカーがあります。ここで、飛距離が抑えられてしまうので、できればやや右狙いで行きたいホールです。
しかも左はネットがあるので、2打目がやっかいです。
2mは左に落ちるので、その分を右に打つとぴったりに付けられます。
2番 36mパー4
最初は左の斜面により、右に曲げられます。
しかし、坂を上ると今度は左に曲がるコースです。坂とラフの分を計算して、40mが丁度良い強さです。ピン近くは芝がほとんど無いため、走りやすいので要注意。
右に行き過ぎると、真っ直ぐに進んでOBゾーンに入ってしまいます。(今はOBゾーンはありません)
左に打つと、芝の強さで負けてしまい、坂を上がれなくなってしまいます。ですから左を狙うなら42mは必要です。しかし、ちょっと狂うとOBゾーンに突っ込みます。
赤のラインでホールインワンも可能です。
3番 41mパー3
ピンに真っ直ぐ打ってもSの字に曲がっていくホールです。その左右の調整が難しいホールです。
以前は最初の山の手前にバンカーがありました。その頃に比べると攻めやすくはなっていますが、やはり難しいホールです。
絶対に行ってはいけないのが左です。これも昨年度まではネットだけでしたが、ネット近くはOBゾーンになりました。
右のOBはよほど運が悪くない限り大丈夫です。ピン右下なら2を取るチャンスはあります。
4番 32mパー3
このホールは直接ピンを狙いたくなりますが、ロフトができないと無理です。しかも3番ホールのネットが飛び出していますので、距離を間違うと3番の内部で止まってしまい、アンプレアブルになってしまいます。
強すぎると今度は奥のOBです。(今はありません)
ですから2打を狙うなら、バンカーの少し向こうで止める赤がベスト。青はベターと言えます。42m位の強さでないと、バンカーを越えられません。
バンカーの手前から攻めると、ラフがきつく、ピンまでの距離の調整が難しくなります。
ただ、シーズンも終わりに近づくと、赤・青の位置は芝が無くなって、打っても打ってもボールが戻ってくるという現象が起こります。
3で上がれれば十分と思ってください。
5番 35mパー4
ここの35mも違い過ぎます。木の右側にピンがある時は別ですが、山の一番上にピンがある時は少なくとも42mは必要です。
ただ登り坂になっていますから、ちょっと右に打ち損じるとコロ・コロ・コロと右のOBゾーンに入ってしまいます。(これも今はありません、ただ、ネットはあります)
ですから、左寄りのコースがベスト。山の手前で止めるなら、38mです。
40mでは山を登り切らず、右のOBゾーンに入りやすい強さです。ゾーンに落ちないで止まるのは運だけです。
6番 37mパー4
距離37mですが、山を登るので、40mは欲しいところです。
左は40mでもOBに落ちてしまいます。芝が消えているので、思った以上に転がり、願いも空しくOBへ、のコースです。(アンプレヤブルでできます)
右に落とすとラフからのアプローチですから、2打目がよほどうまく行かないと4になってしまいます。
狙うラインは、右のラフの出っ張った場所(岬とも言います)を通るラインです。
山を登って、止まってくれるとラッキーと思えるホールです。
7番 43mパー4
6番と似たようなコースです。6番より長い分、42mが目安です。
しかも左はOBになり易いところまで似ています。斜面の芝が無いので、山を上がり切れなければ下まで戻ってきます。
OBの心配をしたくなければ、40mで止めておきましょう。
奥はラフがきつい所です。
山のふもとの左にピンがある時は、芝が濃い場所になるので、40mで打っても大丈夫です。ただし、この時も左は危険です。
8番 40mパー4
ピンが奥にある時は44mで打ちたい距離です。奥はかなり先までラフがありますから、OBになる心配はありません。
絶対に行きたくないのは右です。写真でも分かるように、右には芝が無いのですぐにOBに入ります。(今はありません)
左も手前の山の一番左までは大丈夫ですが、それより左に行くと、ゾーンが待っています。(これも今はありません)
赤のラインがねらい目です。ただし、赤のラインでうまく打った積りでも、芝が無いと右に転がり落ちます。
しかも、ピンが斜面にあるので、弱いと4打を打つ可能性があります。
9番 40mパー4
40mでは弱く、43m位の打ち方です。ただし、45mになると奥が心配です。
左に行くと芝が薄いので、奥のOBまたは左のOBラインを切る恐れがあります。
かと言って、ネットギリギリだと芝が強くて、ネットのラインを超えることができません。
赤のラインは後半に右に切れるので、斜面に近寄っていきます。
しかし、写真の位置のピンでは2打目で入る可能性も低く、3打で有難いというホールです。
(今はネットが右にカーブしているので、ピンが山の上にあっても、直接狙うことができます。)
ピンがもう少し奥の位置に立っていれば、赤のポジションから2打で入れることも可能です。
最後に
西の里の屋内コースを2回にわたって攻略法を解説してきましたが、「〇〇mの強さ」という表現についてはあくまでも目安でして、人によっては距離感が異なりますので、そこは練習で自分の距離感を大切になさってください。
少しでもスコアを縮める参考にしていただければ幸いです。
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