
サークル内で月に1回は大会を開いています。いつも上位に入れずに、賞が獲れないメンバーに賞を獲らせて上げたいのですが、飛び賞やラッキー賞ではなく、1~3位の賞を取らせる工夫はないものでしょうか。

大会に出ると、やはり何らかの商品は欲しいですよね。それが上位の賞になるとやはり嬉しいですよね。
下位の人を表彰する
順位をつけるものはスポーツに限らず最下位もあれば1位もあるというのは宿命みたいなものですね。でも、最下位の人はそこを狙っている訳ではなく、やはり上位に入りたいと願うのは普通の考え方ではないでしょうか。
サークル内の大会でしたら、優勝や上位の人にはハンディキャップをつけて、次回以降、上位に入りにくくする制度を採用しているものが多いようです。
しかし、それでもなお、上位には入れず、毎回参加賞ばかりの人は気の毒な気もします。
ゴルフのようにダブルペリア方式を採用しても、結局はスコアの良い人が上位にくる結果となります。
そこで、私たちのサークルでは年度最後の大会にA・Bに分けた表彰の仕方を実施することにしました。これは次のとおりです。分かり易く30名が参加したことにします。
1 大会結果をスコア順に1位から30位まで並べる(これは普通ですね)。因みに同スコアの場合はカウントバックで決めます。それでも決まらない場合は年齢が上の人が上位。
2 1位から15位までをA組、16位から30位までをB組とします。
3 それぞれの組の1位から3位までを表彰。順位が同じであれば賞品も全く同じものを用意します。
4 ブービー賞、ラッキー賞も用意します。
これは盛り上がりますよ。15位はA組のビリですが、16位は優勝ですからね。スコアの発表はわいわいと歓声があがります。
飛び賞の順位も予め発表していますから、こちらでも盛り上がります。参加数が奇数の場合は、例えば29名の場合、Aを14人、Bを15人にするか、またはその逆にするかで、皆さんの反応が楽しいですよ。
しかし、これは恣意的なものだと誤解されては困るので、開会式の時に分け方をしっかりと伝えておく必要があることをお知らせします。
もう上位には入れないと思っていた人が、いきなり1位として発表されるのですから、本人はびっくりして、次には嬉しそうな顔になります。そして表彰式では照れて挨拶をすることになります。それがまた皆さんの歓声と拍手を呼びます。
A組の15位になった人は悔しがります。ブービー賞ももらえないし、B組の1位にもなれなかった訳ですから。
企画した側もそんな皆さんを見ていると、幸せな気持ちになります。

一度採用してみてください。役員も思わず笑顔ですよ。
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