![困り女性](https://kita-hachi.com/wp-content/uploads/2021/03/kao1.png)
町内のパークゴルフの会があります。その会のことで相談です。
会員70~88歳30人 例会に参加するのには車でなければいけません。 車のない人は会で車を出せる人にお願いしています。
ある年配の女性が会に関係なく勝手に70歳の女性に乗せてと言って乗ります。
会は見て見ぬふりをします。 70歳の女性は嫌だけど言えないと言っている。
総会など開かれば議題に出して、勝手がないように言いたいが、コロナの問題で開かれない。 幹事の人たちも、年配の女性には言えない。 人間関係なのだからしょうがないのかと女性はあきらめるしかないのかと言っている。
助けてやりたいのですが、どうしたらいいのか。
難しい人への対処
![きたはち](http://kita-hachi.com/wp-content/uploads/2020/11/kitahati.jpg)
社会生活を送っている以上、困った存在の人はいるものです。大きな迷惑が無い限り、放っておくのが無難ですが、誰かが困っているのであれば、やはり助けてあげる必要がありますね。
誰かが言わなければ改善しない
あなたも黙認することができない状態なので、何とかしてやりたいと思っているのですよね。でも、あなたも直接は言えない状況なのだと思います。でも誰かが発言しないと改善はできませんね。
そこで、私たちのサークルの例をあげますので、参考にしてください。
会長または年配者が伝える
他人を自分の車に乗せるのにはいくつかの問題点があります。
1 事故が起こった時の問題
2 わざわざ迎えに行くのなら、その時間と煩わしさの問題
3 例会終了後に用事があり、すぐに帰れない場合や、逆に急いで帰宅しなければならないい等不測の事態になった時の問題
このことで考えてみましょう。
1 まず、事故の問題です。自動車保険には同乗者傷害も付いていますが、金銭的なことで、トラブルになるのも嫌なことです。
そこで、事故で負傷した場合はこういう条件なので、それを承知で乗ってもらうことをしっかり伝えること。もしかしたら、重大な結果になることもあり得ます。できれば一筆取っておきたいですが、それが難しいなら、サークルの誰かに証人になってもらっておきましょう。このことを伝えて、本人もそれを承知で同乗したのだと。
2 もし、運転者がその女性の自宅やその近所まで迎えに行くのなら、その間も危険に遭う可能性が増える訳ですから、運転者の自宅まで来てもらうか、通り道なら、約束した場所で拾って行くことを条件とする。
3 すぐには帰れない場合や急ぐ場合は、待ってもらうか他の人に送ってもらうかしかありませんね。ならば、会の中でこのことを共通の問題としてとらえておく必要があります。代わりの人を誰にするかも含めて。
会として総意を確認する機会がなければ、会長か最年長の人(が、必ずしも頼りになるとはかぎりませんが)から、その女性、あるいは、代わりになる人にしっかりと伝えておく必要があるでしょう。
会の総意としての約束
私たちのサークルで実際にあったことですが、ある男性Aさんが、近所でもないBさんに送迎を個人的にお願いしたことがありました。その方は免許証を返納し、当然車も手放した人です。
Bさんはいつも時間ギリギリに会場に来る人だったのですが、ある日ずいぶん早く来たので、周囲は驚いていました。理由を尋ねるとAさんを迎えにいったからだと、いうことでした。しかも今後も続くようだと。
私たちはこれを問題にしました。個人的に依頼し、両方がそれで納得したのであれば口をはさむことも無いのですが、Bさんはあまり送迎をしたくない、とのことだったので、同年齢のCさんにお願いして、送迎をしないことで治めてもらいました。
ちょっと辛口になりますが、免許を返納したことと、誰かの車に乗せてもらうことは同次元では語れません。免許を返納した段階から、自転車やタクシーを使うか公共の乗り物を使うということを覚悟しなければならないことです。誰かが送迎する義務はありません。もちろん、誰かの好意で送迎することを否定するものではありません。
総会に代わる場所での確認
私たちのサークルでも、ここ3年はどこかの会場で開く総会は実施していません。しかし、予算や行事日程等の了解を得なければなりませんので、開かない訳にはいきません。
そこで、例年のとおりの資料を作成して、第1回目の例会が終了した後に、会場で総会を開いています。慎重に議論しなければならないような問題があれば、また別の機会に続きを行う準備はしますが、この3年そのようなことはありません。内容は大体同じですからね。
だからどこかで総意をまとめる場は必要でしょう。
情ではなく機械的な判断も
もう一つ、誰かが誰かを同乗させて会に参加する、ということは当然出てきますから、その際の約束として、機械的な考えも必要です。
どこかに遠征する場合、何台かの車に振り分けていくことになります。その際、私たちは載せてもらう人から「ガソリン代」を徴収します。走行距離1キロあたり10円です。往復10キロなら、一人100円です。
この根拠は1リッターあたり10キロ走ると言う計算です。運転者以外からこれを集め、プールして運転者に均等に分けて渡します。乗せる人数に関係なく、1台につきいくら、というものです。
それと、会では年度当初に、全員の傷害保険に入っています。今はパークゴルフ専門の保険もあります。そういうことも必要です。
パークゴルフに関係のない部分で人間関係を悪くするのは残念ですよね。でも全体のためにもご当人たちのためにも、総意で約束するということは絶対に必要です。それで「納得できないから辞める」という人が出たとしてもそれは仕方のないことかもしれません。
![きたはち](http://kita-hachi.com/wp-content/uploads/2020/11/kitahati.jpg)
以上、参考になれば幸いです。
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