この内容について更に質問と参考意見が届きましたので、このページに加筆いたします。
ボールマークの置き方

2つのボールが接近している時、クラブヘッドを置いてのマークは、認められているのでしょうか?。

ルール上は、「カップに対して後ろに置けない場合は、(目にしやすい)目標物に向かってその後ろ側に置いてマークしなければならない」 となっています。
そこで、そのマークを移動して欲しいと要求があった場合は、クラブヘッドの
長さ1つ分移動できる、とあります。
ですから、本来は目標物の後ろに置いて、次に要望があった場合にクラブヘッド分を
移動することになるのですが、明らかに最初に置いたマークが邪魔になると判断
される場合は、対象の人に、予めヘッド分を移動して置きましょうかと尋ねてからの
方が良いかもしれませんね。
その方が時間の節約になると思います。
ただ、正式の大会の場合は、注意した方が良いでしょう。ルール上は
「ボールマーカーを移動した場合は、リプレースの際、先にボールマーカーを元の位置に戻さなければならない」
と記述されているので、やはりボールマーカーを置いてから、要請されてからクラブヘッド分を移動するということが正式なやりかたです。これと違うから、違反だと言われても弁明の余地がありません。

打ったボールの停止位置が見えない所で、2個のボールがくっついて止まっていました。
ぶつかったかどうかは不明です。マークの仕方を教えてください。
ボールがぶつかったかどうか

見えない所で止まっていたことから、ぶつかったかどうかは不明ということですので、ボールはそのままの位置で競技を続けます。

確認は必要ないということですね。

必要ないと言うよりも、確認ができない状態です。

マークの仕方を教えてください

マークの仕方はご存知のとおり、ピンとは反対の方向に止めますね。この時、注意すべきことは、手やマークがボールに触らないように止める、ということです。触れると2打罰です。
ですから、ボールのぎりぎり下に止めるのではなく、ボールから1cm位離れた場所に置くのが無難です。そしてボールを取り上げますね。
追記1
2023.12.11記載
指導員をされているい「I.T」様より次の様にご意見がありました。
『気になった点がありましたのでメールいたします。
ボールをマークして、マークをクラブのヘッドで押し付ける行いは
指導員の研修会で講師の方はやってはいけないとお話ししておりま
またマークするときにボールに触れても良いですがリプレースする
ということです。
マークする時にボールに触れる位置に置けば、リプレースする時にも触れそうな気がします。
ですが、確かにリプレースする時に手がボールに触れたら、ボールが動いてしまう恐れが十分にあると考えられますね。
他の人の邪魔をしているマーク

次にマークしたボールが、やはり他人のラインを邪魔している場合の処置の仕方は次のとおりです。

まず、普通通りマークします。写真の右側がピンの方向です。

このマークが邪魔になるから、移動して欲しいと要求が出ます。

すると、あなたはクラブフェイスを目印になる木や杭などの方向に合わせてクラブを止めます。

これで、クラブを除ければOKです。
相手がパットをしたら、今の逆の順で自分のボールを戻します。

上記と同じことを行えば良い

この時、自分のボール(黄色)の後ろにはこのままではマークを置くことができません。右方向がピンです内容を入力してください。

その場合はまず、相手(ピンク)のボールを先にマークしてもらいます。

ピンクのボールを除いたら、後は先ほどの要領で進めます。

以上の手順でOKです。
お解りだと思いますが、クラブフェイスで目標を決める時、できるだけ近くの物で動かない物を選んでください。
相手が打ったら、逆の手順で自分のボールを戻します。
注意と追記

仲間の間では、2個のボールの場合、「邪魔になるから横に置くね」と言って横に止める人がいますが、これはどうなのでしょう。

仲間内でのプレイなら、厳密なことを言わずそれで良いかもしれませんが、正式の大会では認められません。
普段から正式の方法を身につけておくべきです。
と記載していましたが、次のご指摘がありました。
追記2
同伴の組のプレーヤーが、明らかにルール違反をしている時の問題ですが、間違いは間違いですから、明確にそのことを伝えるべきだと考えます。
そのままプレイを続行して、直後に指摘され、ペナルティを科せられるのは気の毒です。
言い方によっては、お互いの感情を悪くし兼ねません。マーカーさんに相談を持ち掛けて、プレイする前に指摘してあげることは必要だと思います。
もしかして、マーカーさんもそのことを知らない場合は、あとで協議委員に判断を仰ぐということで進めてもらえば良いかと思います。
しかし、協議委員に伝えて、ペナルティを宣告されると、やはり2打が付加されるので、その場で解決することがもっとも賢い選択だと思います。
また、誰かに指摘された場合は、マーカーさんに確認し、不明の場合は指摘されたように実行し、終了後に確認しましょう。
ルールとマナーを守って楽しくプレイしたいものですね。
追記3
:I.T様からご質問があり、調べた結果、2020年3月1日改正・施行の新ルールでは他の方法が記載されておりました。
第23条 第2項:拾い上げるボールの位置には、ボールマーカーをカップ又は目標物に対しボールの後ろに置いてマークしなければならない。
さらに、「ルール問答集」には次の記載がありました。
カップから遠い方のボールから先にボールマーカーを置き、
次に近い人がボールマーカーを置きます。その後、 カップから遠い人がボールをリプレースしてプレー続行します。 近い人のボールマーカーが邪魔になる場合は、 目標物に対してボールマーカーをクラブヘッド1個分移動させるこ とができます。 上記を省略してカップに近い人のボールを目標物に向かってボール マーカーを置くということも例外的に認められています。
つまり、前にあるボールをピン以外の目標物に対して、その後方に置くことができます。「例外的に認める」としていますが、OKだということですから、簡単にマークできるということです。

I.T様、ご指摘ありがとうございました。訂正させていただきました。
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