クラブのフェース面に付いた砂粒位の傷(数個)を穴埋め補修したいのです。良い方法はないものでしょうか? フェースは合成樹脂です。
日本パークゴルフ協会のパークゴルフ用具の基準というのがありますが、その中で次のように記載しています。
クラブヘッドの傷
分かり易く表現しますね。
2 クラブ
(5)改造・補修
① クラブの改造は、いかなる部分でも認めない。ただし、メーカーが障害者用として、もしくはクラブの長さを短縮する場合、重量減をする場合は改造と見なさない。
② クラブが通常のプレーの使用により摩耗しているものは適合しているものとみなす。
③ 補修を行う場合は、交換・補修する部品が、その交換・補修するクラブと同一のクラブメーカーの製品であり、かつ、当該メーカーにおいて交換、補修するものに限り「改造」とはみなさない。
④ 交換・補修により、認定時における構造、仕様形状等認定要件に変更が生じてはならない。
つまり勝手にクラブフェイスに何かを塗って平らにしたり、何かを貼り付けることはできないということです。
これは例えばフェイス面を傷つけないように「薄い透明のフィルム」を貼り付けることも許されません。もちろん、ジェル状の接着剤で表面をならすということも違反です。
ある年配の男性で、とても手先が器用な人がいましてね、その方が、自分で硬い木を削り、クラブヘッドを作成しました。おそらくグラインダーや木彫の設備を持っておられるのではないかと思われます。
ある日の練習にそのクラブを持ってきたのを見せてもらいました。ヘッドは手製ですが、シャフトはメーカーのものです。とても素人が作ったとは思えないほどのものでした。
しかし、これは規定に反します、何か事故が起こっては大変です。メーカーが製作し、合格マークを付けるのにはそれなりの意味があります。
ですから、たとえ数ミリの小さな傷でも自分でそれを補修することは規定違反ですので、絶対にしてはなりません。よろしいでしょうか。
補修はメーカーや代理店に持って行くことをおススメします。
冬季間はクラブを修理に出す絶好のチャンスです。活動が始まってからでは間に合いません。2本以上、クラブを持っている方は、ゆっくりと時期を見て修理に出すこともできますが、1本しか持っていない人はこの時期が良いと思われます。
敢えて補足しておくならば、お店によって修理に要する値段が違うことです。そちらもよく調べて出された方が良いでしょう。
また「改造」したクラブを使うと失格になります気を付けてください。
大会主催者は、開会前にクラブ検査をすることが義務付けけられています。
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