こんな質問がきました。あなたはどう判断しますか?

ティーショットをして、ボールがティーグラウンドにある場合、そのまま打ったらルール上、どうなりますか?

K.Jさんも、こんなこと実際にはありえないでしょうが、と前置きされた内容です。
ティーグラウンドにあるボール
私たちは普通にティーショットをするので、ここまで考えたことはありませんが、問題を明らかにするために順序だてて説明します。
ティーショットはティーを使わなければならない
このことはルールにしっかり記載されていますから、ティーを使わないで、第1打を打つ人はいないと考えます。別の表現をすれば、ティーを使うから「ティーショット」と呼びます。
では次の場合はどうでしょうか?
ティーショットしたボールが転がってティーグラウンドに止まった
この場合はボールを拾い上げて、再度ティーショットをする。これは無駄罰で、もう一度ティーショットをすることができますね。
では転がっている際中にボールを手または足やクラブで止めた。というのはどうでしょう。これも特に問題はなく、もう一度ティーショットができます。
これはティーショットはティーグラウンドから離れて初めて第1打が完了するという考えに基づいています。ティーグラウンドから落ちれば第1打成立ですね。ですからこの後はボールに勝手に触れることはできません。
また、このボールがティーグラウンドの枠に接触していて、打てない場合は当然アンプレヤブル宣言をして打つしかないですね。
ティーグラウンド上に止まったボールをそのまま打つ
ティーグラウンド上で止まったボールをそのまま打ったらどうなるか。
これは2打目とカウントします。別に違反ではありません。
私たちが非常に困惑させられたのは、まさにこの部分です。パークゴルフの「オフィシャルガイドブック」には次のように明記しています。少し長いですが紹介します。
『ティーグラウンド(ティーアップ)
第9条 ホールの1打目は、ボールを置くためのティーを必ず使用しなければならない。
2 プレーヤーは、ティーアップエリア内にボール全体をティーアップしストロークしなければならない。
3 プレーヤーは、ティーグラウンド内でプレーしなければならない。(足を一部でもティーグラウンド外に出したままストロークをしてはならない)
4 方向を決める目印を置いてストロークしてはならない。(2打目以降も同じ)
5 前各項に違反してストロークしたときは、ペナルティを付加する。
6 ティーショット後、ボールがティーグラウンドに残っている(ティーグラウンドに掛かっているボールを含む)場合は、ストロークを行ったとはみなさず、再度ティーアップして、ティーショットすることができる。その際、ティーアップせずにストロークしたときは、2打目以降のプレーとして扱う。
※ティーグラウンド上でスイングによらずボールに触れたり、動かしたりした場合は、ペナルティを付加しない。』
私たちは、ティーグラウンド上にあるボールは、「拾い上げて再度ティーに乗せてティーショットをする」のが当たり前と思っていましたから、そのまま打つ人はいないと考えていました。
しかもティーアップしないで打てば2打罰になるから、と決めつけていたのです。
でもK.Jさんはしっかりとこの条文を把握されていました。つまりそのまま打てば2打目になるということなのです。
しかし、K.Jさんは引っ掛かっていました。
拾えばまだ1打も打っていないことになるのに、そのまま打てば何故2打目が成立するのか、という疑問です。
でもこれは2打目を打って、はじめて同時に1打目が成立するという判断である、ということで納得されました。
皆さん、おそらく誰もそのまま2打目とし打つ人はいないと思うでしょうが、ルールに記載されているのは、過去にはそういう事例があったということでしょうね。ルールにはそういう一面があるようです。

K.Jさん、ご質問及びご指摘、ありがとうございました。



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