スタッフ会議をしている時に話題になった内容です。
「私たちがショットをしている時、本当に芯に当てているのだろうか」
あなたはこのことに疑問を感じたことはありませんか?。いや、この疑問無しに日々のパークゴルフで気持ちよくショットができていますか?
逆に、本当に気持ち良く芯に当たっているのはそんなに多くは無いのではないか。という推論になりました。
この推論について検証した内容です。
芯に当たっているか
インパクトマーカーをクラブヘッドに貼り実践しました。
スタッフAの結果
まず、スタッフに試打をしてもらいました。
まずは20球打ってもらいました。その結果が次の画像です。
ど真ん中に当たっているのは2球のみでした。
これはボールの位置が少し近いからではないかと考え、2センチだけ離れてさらに10球打ってもらった結果が次の画像です。
このことからその結果を検証しました。
ティーショットをする際には、
1 自分にとって最も打ちやすいスイング軌道をとる傾向にある。
2 ボールとの距離を少しくらい変えても、上体や腰の位置でその距離をコントロールしている。これはボールをしっかり見ているので、「いつもの位置」に当たるようにしている。
ただ、もう少し極端に移動すると、傾向ははっきり見られるかもしれない。
3 つまり、ボールの位置を少しくらい変えても、それほど大きく芯から外れることはない。
ということになりました。あなたはどう考えますか?
スタッフBの結果
スタッフBのショットの結果を見て、私たちはある衝撃を受けました。
その結果の画像は、クラブの下から4分の1はほとんどが当たっていないのです。このことはボールの位置がクラブより上に来ているということになります。
このことを検証した結果、今まで全く考えもしなかった事実が見えてきたのです。
クラブフェイスとボールの高さ
ボールの大きさは直径が60mmです。一方クラブフェイスはメーカーによって違いはありますが、50~55mmの間です。そしてティーの高さが23mm以下となっています。
ではティーにボールを乗せるとその高さは、そのまま足すと83mmですが、ティーに乗せて81mmとしましょう。そうすると、クラブフェイスの高さよりボールが上に来ます。
これに数値を入れてみましょう。
数値を入れなくても一目瞭然ですね。私たちは、少なくとも私は、このティーがあるおかげでボールを芯で捉えやすくなっている、と考えていました。
しかし、実際にはクラブを少し持ち上げて打たなくては芯には当たらないということに気付かされました。
もっと直接的に表現すると、ティーの高さの分だけ持ち上げるとフェイスの芯に当たるいうことになります。
今までは、芯に当たり易くするためにティーがある、と思っていました。が、実はティーがあるので、芯に当たりにくくなっていた、ということに行き当たったのです。
芯に当てるには
スタッフを含めて、ダフらない様にスイングすれば芯に当たる、と考えていました。これは間違っていたのです。
しかし、議論を進めていくうちに、この高さの差は次の理由により望ましいものだという結論に至りました。
1 ゴロを打つ場合は、ティーの高さの分だけ持ち上げた方が芯に当たり易い。
2 上げ球を打つためには、クラブフェイスが上を向く様ボールを左に持って行くことができる。またその高さはティーの高さの分だけ地面から浮く高さである。
ちょっと2の文章は分かりにくいかもしれませんでの、画像でお見せします。
クラブの下の黒い線の分だけ浮いていればしっかりと芯に当たる、ということです。
参考にしてください。
これを参考にした打ち方は後日お知らせします。
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