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パークゴルフ|ナイスショットと脳の関係

その他
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きたはち
きたはち

考え過ぎるのは失敗の原因という話です。

「激芯ゴルフ」から見る脳の切り替え

BSフジテレビで、毎週土曜日の22:00~22:30で放送される『激芯ゴルフ~94期生への道~』を見ています。
これはまだプロテストに合格していない選手たちの合格を目指す姿を追っている番組で、応援したくなる内容です。

時どき、パークゴルフにも応用できる内容があるので、録画してみているのですが、今回参考になるな、と思える内容でしたので、ご紹介します。

右脳・左脳の働き

今回の出演は逢澤菜央、鍋島海良、小野聖奈の3選手で、まず、プロテスト受験時の反省点、自分の弱い点について語ってもらっています。

逢澤選手:スコアを落としてはいけない時など、プレッシャーのかかる場面で実力を発揮できない。

鍋島選手:メンタルを安定させたいが、具体的な方法が分からない。

小野選手:一度ミスをすると、その後クラブが振れなくなり、ミスショットを連発してしまう。

ということが述べられました。

フォーカス・バンド

そんな3選手の意識を変えるべく登場したのが、佐々木信也氏です。佐々木氏は「エンジョイゴルフ&スポーツジャパン」で、長年スポーツ選手のメンタルを鍛える仕事をされている、その道の権威です。

彼がメンタルの重要性を知ったのは、2016年世界ランキング1位のプロゴルファー、ジェイソン・デイがメンタルトレーニングに使った「フォーカスバンド」をいち早く取り入れ、日本に紹介した人です。

このフォーカス・バンドは運動中の右脳・左脳の働きを知るための装置なのです。
3つのセンサーが付いていて、それを頭に巻くと、その時々の右脳・左脳の使用状況を瞬時にフィードバックできるデバイスで、これを3選手に付けてもらいます。

そして、ショット前のルーティンや実際のショット時の脳の分析をしました。

パットをする前のルーティンでは、右下の絵ように、右脳を使って意識を集中するのが理想なのだけれども、彼女は、どこをねらって、どれくらいの強さで打つか、という思考をこの段階でもしており、右上のように左脳が働いていることを示しています。

パットもショットも、いざ打ちに行く時は思考ではなく、意識をターゲットに向けることが右脳を使うということなのです。

ご覧のように、左脳を使っています。つまり思考が強いのです。
これは他の選手にも言えることです。小野選手のショット時の脳が次の画像です。

やはり左脳を使っているので、脳の左側が赤くなっています。

脳の使い方

では脳はどのように使われるのが理想なのかを示します。

1 目標を設定する時は思考しなければならず、左脳で分析します。

2 球筋をイメージする時は、思考ではなく、イメージで素振りをします。

3 実際のショットも、思考するのではなく、ボールがピンにからむ様子などをイメージして行います。

つまり、素振りやショットの時は運動能力を最大限に引き出すために右脳を使うことが理想なのです。

左脳が妨げること、必要なこと

左脳は思考することですから、ショットをする瞬間に、バックスイングがこうで、あの方向に打ってはいけないから、方向を少しこちらに、などと考えると「本来の運動神経を発揮する」のを妨げるのだそうです。

ただし、ショットに入る前に、コースの状況を見ながら、あそこにバンカーがあるから狙いは少しこちら側、左傾斜になっているから右狙い、などという情報を処理する場合は左脳による思考が大切です。

 

右脳によるイメージの出し方

選手たちが、ショットの際に左脳を使っている場合が多いので、座学で右脳の活動を引き出すトレーニングをしました。

最初に紹介した、選手たちの不安内容は、左脳で考えること、すなわち思考は運動神経、スムーズな動作を妨げる要素でしかないことを学習します。

次に右脳を働かせるトレーニングです。

選手の足元にはボールが1個ずつ置かれています。佐々木氏の「そのボールを見つめながら、意識をターゲットの方に向けます」という一言で激変したのです。

助言を受けて、3人の脳は明らかに右脳を使っている状態に激変しました。一番左の逢澤選手のイメージ図では目から緑のビームが出ていますが、これは最大集中状態になっているということを表しています。

3人とも、ビームが出るくらい右脳を意識的に使うことができています。

佐々木氏の助言は「見るのはボール、意識はターゲット」です。
つまり我々のパークゴルフでも、ショットをする時はボールをみていても、意識はピンや狙いのターゲットイメージすること、ということです。

トレーニングの結果

パットの場面で、その成果を確認しました。

まず、ボールを通す芝の状態を確認します。これは思考ですから、左脳です。赤くなっています。右の絵が「情報収集の理想」で、赤くなっています。つまり逢澤選手は理想通りの左脳を使って思考していることが現れています。

 

次にボールのラインをイメージしています。これはちゃんと絵のラインイメージの理想通りの右脳が働いていますね。

 

そして、実際にパットをする時も理想どおりに右脳が働いています。

 

まとめ

3選手ともに右脳・左脳の使い分けができるようになりました。ショットの時には余計な思考はやめて、意識をターゲットに向けてスイングすることが必要なのです。

彼女たちのプロテストの第1次予選は8月25日から始まります。受験者は600人ほどで、1次・2次・最終選考まであり、最終選考の上位20位タイまでが合格です。わずか3.5%の合格率です。彼女たちの夢の実現を祈ります。

私たちも、ボールを目で見て、意識はターゲットに向けるよう自分を変えましょう。そして余計なことを考えないで、ショットできるようになりましょう。

きたはち
きたはち

見るのはボール、意識はターゲットです。

 

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