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パークゴルフ|しっかりと芯に当てるショット法

ティーショット
この記事は約4分で読めます。

『私たちは本当に芯に当てているのか?』の続編です。おそらく、ほとんどの人は芯に当て切れていないのではないか、というのがスタッフ会議での推論でした。

それならば、実際に検証してみようということで、私たちが所属しているサークルの3人に頼んで、実際に打ってもらいました。

芯に当たっていない!

その一人、Aさんに10球だけ打ってもらった時のインパクトマーカーの記録です。芯と言える部分に当たっているのは2球だけで、あとはほとんどが上半分に当たっています。これは他の二人も同じ傾向でした。

このことを分析すると、私たちは「ボールを芯んでとらえようとしているが、実際にはボールの下に入り過ぎて、クラブの上部で叩いている」という傾向があると判断しました。

ただ、Cさんは他の二人よりも芯に近い部分が半分はありました。Cさんは常に成績上位のプレイヤーです。

芯で当てる方法

それは「ボールの下の部分を叩くが、それを芯で打つ」という方法です。


① まず、いつも通りのアドレスを取ります。ボールとクラブの位置です。


② そこから、クラブヘッド1つ分だけ後ろに固定します。これが新たなアドレスの位置です。


③ 両足の位置がきまったら、クラブを両足の真ん中に持ってきます。ここはスイングする時のクラブの最下点になるという考えです。


④ もう一度クラブヘッドとボールの位置関係を確認します。この時、クラブはボールの下側に入る位置にきていますし、当然クラブヘッドは浮いています。ここでクラブを床に付けては意味がなくなります。


⑤ そのままいつもどおりのバックスイングに入ります。


⑥ 最下点でもクラブは床から離れています。ここがポイント。つまりダフっていないということです。


⑦ ボールをヒットします。ティーと同じ高さの分だけヘッドが浮いています。


⑧ 上体が少しだけボールを迎えに行っているところが不満です。これが『アドレスショット』状態になっていれば完璧です。

以上がここで提案するティーショットの流れです。

②の移動分はあなたのスイングに合った長さを見つけてください。もしかしたら、移動をしなくても、今までの位置関係でも良い結果になるかもしれません。Cさんは移動しない方が感触は良かったようです。慣れない打ち方だったせいもあるかもしれません。

ただ、彼はこの真ん中で最下点を確かめる打ち方で、芯に当たったのが8割でした。

 

3人の新たなスイング

Aさんの場合

本人も打ったあとに「ああ、いいわぁ」と言っているくらい気持ちの良い当たり方をしました。これも8球だけ打ってもらった結果のインパクトマーカーが次の画像です。

ほとんど良いところに当たっていますね。

他の二人も、「なるほど」という感想を述べていました。

このショットについて

Bさんのアドレスの画像

アドレスが決まったら、両足の中心にクラブヘッドを持って来て、最下点を確認です。ここで浮かすか浮かさないかは、あなたのやり易い方法で行ってください。床につけてもスイングでダフることはありません。

あとは今までと同じスイングをすることです。以前の私でしたら、このヘッドとボールの位置関係だったら、スイング時にボールの上っ面を叩きそうな恐れを持っていました。

ですがその心配はありません。上体を迎えに行く必要もありません。今まで通りのスイングです。

上体を迎えに行くと「十勝打ち」になります、それも悪くはありません。ですが、まずはこの打ち方を試してみてください。

このショットの長所

このショットでは次の2つが特長としてあげられます。

① ボールが自然と上がる。
クラブフェイスが上向きになってインパクトを迎えるため、ボールが上がります。

② 方向性が良くなる。
今までは、インパクトの時にボールを当てることを考えていましたが、両足の中心から、ボールの位置まで真っすぐにスイングすることを意識するため、方向性が一段と良くなりました。

 

きたはち
きたはち

いつも述べているように、実際に試して、自分に合っていたら、参考にして取り入れてください。

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