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パークゴルフ|フォロースルーを考える:ショットとパット(追記再掲)

テクニック
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きたはち
きたはち

あなたはショットする時に、フォロースルーを意識してスイングしていますか? それともスイングの流れのままに任せて意識はせずにスイングしていますか? どちらでしょうか。

 フォロースルーを考える

 

フォロースルーはなぜ必要か

指導書などを読むと、方向性を出すためには、狙った方向にしっかりとフォローを取ること、ということが書かれています。

かく言う私も、このパークゴルフの記事の中で、そういう表現をしているところがあります。

 

では本当にフォロースルーは必要なのでしょうか。

おそらく、多くのプレイヤーのみなさんは「必要だ」と言われると思いますし、そのように実践されていることと思います。

 

意識論と無意識論

フォロースルーを取らないと、スイングはどうなるでしょうか?

バックスイングからインパクトまでゆっくりスイングすれば、ボールを打った瞬間にクラブを止めることができますが、強く打つと止めることはできず、したがってクラブは前方に押しだされます。

このことは別にフォロースルーを意識してはいなくても、力の勢いで押し出されるものですね。つまりフォローは意識しなくても力加減で自然と出て来るものなのです。

 

これは意識しているいないに関わらず出るものなのです。

DSC_0558

意識するフォロースルー

例えば、ここは絶対狙った方向でなくてはいけない時はどうでしょうか。

それは飛球線方向にしっかりとフォローを取るべきだ、と言えましょうか?

別の記事「ショットの打ち分け方」で記載しているドローボールやフェイドボールの打ち方は決して飛球線方向にはクラブは出ません。

ロブショットもそうですね。

 

つまりフォロースルーは打つべきショットのスイングによって振り出されるものだから、飛球線の方向とは限らないのです。

 

フォローのためのスイングではない

私は高校時代は野球をやっていました。甲子園を目指していた高校球児です。

当時の監督さんから「バッティングはフォローを大きく取りなさい」と言われていました。

 

その頃、私はその意味がよく解っていませんでした。ボールに当てることよりも、フォローを大きく取ることが大切なのかと。

しかし、後年、スイングが強くなれば、その分だけフォローが大きくなるのだ、と理解できました。

そしてそのスイングは両脇を締めて、体の回転で打つ必要があるのだと。

つまり、フォローは結果として出て来るものであり、目的ではないのだということが解りました。

スイングの結果が示す

とはいうものの、フォローを意識してスイングすると良いショットができる、つまり、良い結果が出るということもあります。

別の動画で紹介しているドローやフェイドでは、フォローのクラブの位置を見れば、狙いのスイングができているか、ということが確認できます。

パットの場合もそうですね。フォローはしっかりと狙いの方向に出されなければなりません。

パットにおけるフォローの意味

ではパットについてのフォローを考えてみましょう。

これも私が実践しているパット法です。

それはゴルフで長尺のパターを使っている選手がいますが、あれに近い感覚です。左手は普段の位置。そして右手をシャフトの位置まで下げて握ります。

(離れたグリップ)

写真を見てください。右と左があまり離れていないように見えますが、カメラが下からなので、そう見えますが、20cmは離れています。この間隔はあなたがしっくりとくる長さで結構です。敢えて言えば、右手が下を持つほど方向性は安定します。

これだと、たとえクラブの芯を外してもボールに負けてしまうことはありません。芯を外すとボールの重みに負けて、クラブフェイスの方向が狂ってしまいます。これもブレの原因になります。

因みに、右手人差し指を伸ばしているのは、方向性を安定させるためです。

 

ポイントは同じ

ポイントは上にも書いているように、目標の方向のラインに真っすぐに引いて(この時、腕だけではいけません)打ち出すのは両脇を締めて左肩を上げる感じです。その方向は狙うライン上です。決して押し出すのではなく、きちんとボールを見てヒットします。そのまま狙いの方向にフォローをとります。つまり左肩をラインの方向に上げるのです。

ヒットすると言っても適正な距離がありますから、距離を合わせることは大事です。日頃の練習で、距離感を体で覚えましょう。

左腕にくっつけて固定する

バックスイングからインパクト&フォローまでフェイスが狂わない方法。

これは「ブレないグリップ法」
を参考にしてください。動画ありです。

この方法でのポイントは
1 短く持つ
2 グリップエンドを左腕に当てる
3 その状態を維持してストロークする
4 ボールは少し左目に
5 左脇は絶対に締める

ということでしたね。左手首に固定するということは目からウロコでした。
私も今はこの方法を使っていますが、かなり良いです。前方への回転がかかるし、曲がり辛いので、カップを直接狙うことができます。今まで外していた短い距離のパットが、自信を持って打てるようになりました。是非実践してください。

1つだけ、アドバイスをすると、パークゴルフのクラブには長尺がありませんから、この方法の構えでは、足をオープンにすると打ちやすいです。

近い距離ならなお有効

このパットの方法なら、極端に傾斜が無い限り、真っ直ぐピンを狙えば大丈夫です。

距離が近くなるほど短く持ちます。方向性がしっかりしてくることと、近ければ長い距離を打つ必要が無いからです。間を離すほど距離が出にくくなります。

パット練習をする時、ピンとボールの距離を1mくらいから50センチずつ離しながら5mくらいまで打ってみましょう。感覚が身についてきます。

これであなたがグリーンに立った時、いつもの仲間を2度驚かせることになるでしょう。1つは構えが変わったこと、2つ目はよく入ることです。

是非マスターして欲しい方法です。

 

きたはち
きたはち

フォローを意識した場合と、そうでない場合を自分で確認してみましょう。どといらが自分にしっくり来るか、それが重要です。

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