パークゴルフ｜インパクトの瞬間から見える課題

スタッフ１

私のインパクトの写真を送信します。課題があれば教えてください。

きたはち

写真から見えるこのプレーヤーのインパクトにおける課題について分析します。

写真から見るティーショットの課題

ティーショットの潜在的な問題点

1. 姿勢（アドレス／スイング中の前傾角度）
【問題点】
全体的に前傾が深く、特に背中が丸まっている（猫背気味）ように見えます。頭の位置もかなり低く、ボールに近づきすぎている可能性があります。

【考えられる影響】
* 体の回転が制限され、肩や腰がスムーズに回りにくくなります。
* 腕が窮屈になり、スイングアーク（クラブが描く軌道）が小さくなりがちです。
* 結果として、飛距離が出にくくなったり、ミート率が不安定になったりする可能性があります。
* 手打ちになりやすく、方向性のブレにつながることがあります。

【関連事項】
このプレーヤーは身長がある（180ｃｍ）ので、確かに前傾姿勢になることはやむを得ないかなとは思われますが、指摘のとおり手打ちによる失敗が多いです。

2. 腕の使い方（腕の曲がり）
【問題点】
両腕、特に右腕（利き腕と思われる側）の肘がかなり曲がっています。クラブを「振り回す」というよりも「持ち上げている」ような印象を受けます。

【考えられる影響】
* スイングアークが狭くなり、ヘッドスピードを効果的に上げることが難しくなります。
* インパクトでクラブヘッドが減速したり、フェースの向きが安定しなかったりすることがあります。
* ボールとの距離が近くなりすぎるため、ダフリやトップの原因になることも。

【関連事項】
体格の割には飛距離が出ず、当人も悩んでいたことです。ダフリも結構あります。

3. 下半身の動き（特に右膝）
【問題点】
右膝がかなり内側に入り込んでいるように見えます。これは、腰の回転が十分に行われていないか、または体重移動がうまくいっていない可能性を示唆しています。

【考えられる影響】
* 下半身のパワーをボールに伝えきれず、飛距離ロスにつながります。
* 体が左右に流れやすく、軸がブレる原因となります。
* 右膝が内側に入りすぎると、上体が突っ込みやすくなり、方向性の安定を妨げることがあります。

【関連事項】
指摘どおり、前述したように飛距離が足りないです。また左右にボールが安定せず、引っかけてOBになるということもあります。

4. クラブの軌道（アップライトすぎる可能性）
【問題点】
上記の姿勢と腕の曲がりが複合的に作用し、クラブが非常にアップライト（垂直に近い軌道）に振られている可能性があります。

【考えられる影響】
* ボールの芯を捉えにくく、ミートミスが増えることがあります。
* ダフリやトップの頻度が高くなる可能性があります。

【関連事項】
指摘どおりで、ショット後に「また芯を外してる」というぼやきが多いです。

改善点として考えられること

１．正しいアドレスの確認:
背筋を軽く伸ばし、お辞儀をするような形で前傾し、膝を軽く曲げることで、もっと自然で安定したアドレスを意識する。ボールとの距離を少し離してみるのも良いでしょう。

２．腕をリラックスさせる:
インパクト付近では、可能な限り腕を伸ばす意識を持つことで、スイングアークを大きくし、ヘッドスピードを上げることができます。

３．下半身のリード:
腰をしっかり回し、下半身からスイングをリードする意識を持つことで、体全体の連動性を高めます。右膝が内側に入りすぎないよう、粘り強く地面を踏み込むイメージです。

４．ゆったりとしたリズム:
力まず、体全体を使った大きなスイングを心がけることで、安定性と飛距離を両立させることができます。

これらの点は、あくまで1枚の静止画から読み取れる範囲での推測です。実際にスイング全体を動画で見ることができれば、より正確な分析が可能です。

このプレーヤーは上記を参考にして、スイング改造を行い、１カ月後に仲間内の大会で３位入賞を果たしました。本人は
「スイング改造はかなり苦労しましたが、変えて良かったです。嬉しいです」
と感想を述べていました。

きたはち

ショットに悩んでいる方、あなたもスイングの画像を送ってください。
できれば動画が良いですが、無理な場合は連続画像でも結構です。

画像は１バックスイング　２インパクト　３フォロー

の３枚があればより分析しやすくなります。

希望される方は下記のお悩み相談でお知らせください。後ほど画像が添付できるアドレスをおしらせします。

もちろん、すべて無料です。ただし、このブログで取り上げる場合もありますので、併せてご理解ください。

 

また、お名前はハンドルネームにしてくださいね。