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パークゴルフ|ビギナーに伝えたいアプローチの技術

アプローチ
この記事は約12分で読めます。
きたはち
きたはち

アプローチの方法を総集編としてまとまてみました。

 

ビギナーに伝えたいアプローチの技術

 ティーショットを打ったあなたは、第2打の地点に行きます。

ボールがフェアウエイにあって、ピンが狙える場所にあれば最高です。ここからピンに向かってどのように攻めましょうか。

 

距離と方向の確認

フェアウエイを通って攻められる場合でも、次のことは無視できないファクターです。

まず、残りの距離を目測します。これは日頃から訓練しておきましょう。なぜなら、あなたは距離に応じたスイングができているからです。分かり易く、例えば、残り10mとしましょう。

 

上り坂か下り坂になっていないか

上り坂なら、あと何m足せば良いかを判断します。例えば12mで良いと考えればその強さで打てば良いのです。

下りは逆に距離を減らします。8mで良いか、9mが良いかは他の人が打ったボールの転がり方を良く観察します。他の人のショットをボーっと見ているだけではいけません。

 

左右のどちらかに傾いていないか

どちらかに傾いていれば、どれくらい流れるのかも観察し、予測しなければなりません。その際、カップに入れば大成功です。

しかし、なかなかそうは行きません。この時、気を付けることは傾きの上部にボールが止まらないように打つことです。

上部に止まると、次は下りのパットになり難しくなります。上りのパットの方が強く打てるので入りやすくなります。

 

ラフやバンカー、植栽などが無いか

ラフがある時は、その深さによって打ち分けます。このことについては後程トラブルショットで説明します。

ラフを転がして通す場合は、10mプラス何mかを計算して打ちましょう。できれば最低でもラフを通り抜けることが必要です。

しかし、ラフが残ったとしても、残りのラフの距離はそう長くはないでしょうから、残念がることもありません。これだけラフを通り過ぎた、よくできた、とポジティブに考えましょう。気持ちを切り替えることはどんな場合も大切です。

バンカーがある場合は、バンカー越えをするか、バンカー内を転がすか、あるいはバンカーを避けるかの判断をします。

転がして行く場合、砂が固い場合は、普通に打って行けば良いですし、ピンを狙った打ち方もできます。壁が低い場合はかぶせ打ち(後述)も効果的です。

しかし、柔らかく、フワフワ状態の砂はかなり強く打つ必要があります。また、砂が平らなことはほとんどなく、ボールが落ちた部分によって、ボールの方向や勢いが変わります。

そんな時は、バンカーの縁を転がすという手があります。バンカーの縁は大体が円を描いていますので、その丸みにより、ボールはピン方向に転がって行きます。方向性を間違わない打ち方をしましょう。

残り10mで植栽を越えるのはほとんど」不可能です。止むを得ません。回り道を選びましょう。

植栽の間を通すことは危険が大きすぎます。1打増えますが「アンプレヤブル」を宣言して、ワンクラブで狙える場所に移動できれば、その方が傷を深めずに済みます。

ワンクラブ移動してもピンが狙えない場合は、宣言をしないで、狙える位置まで横方向に打つ方が賢明です。

 

芝が順目か逆目か

 順目と逆目は芝の色を見れば判断できます。順目は白っぽく見えるし、逆目は濃い緑色になっています。これは芝刈り機がこちらから向こうに動いて行った(順目)か、向こうからこちら側に動いて来た(逆目)かで決まります。

順目で10mなら逆目は2~3mは強くするべきでしょう。大会前に練習に行った時に、その強さを調べておきましょう。

ただ、芝も毎日伸びますので、刈ったすぐと、何日か後でも当然変わります。意識しておくべきことです。

 

トラブルに対処する打ち方

 パークゴルフのコースがすべて平らで真っすぐならそう大きなトラブルは発生しないでしょうが、それでは面白味のないコースになってしまいます。

ですから、コースには様々な罠が待ち受けています。できればそれらを避けてコース取りをしたいものですが、なかなかそうは行きません。そんな罠にはまった時の対処の仕方を考えましょう。

まず、ラフに入った時の脱出の仕方です。

 

かぶせ打ち

この打ち方は、ボールが止まっている芝と土の硬さによってボールの弾み方が異なるので、なかなか難しい打ち方です。

しかし、簡単にボールが上がってくれるので、使いやすい方法です。

理屈は、クラブの斜め上から、ボールを地面に叩きつける打ち方です。

叩く強さと地面の固さによって、ボールは弾んで行きます。その場所の状態により飛び方が変わりますので、ピンに近づけるよりも、ラフを脱出できれば良い、くらいの気持ちで攻めましょう。

1 ボールは右足よりも、もっと右に来る位置に立ちます。どれくらい右かは実際に自分で試して一番打ちやすい場所を練習で探しましょう。

2 その位置でボールを打つと、当然、ボールの右上から打つことになります。

3 打ったボールは地面からの跳ね返りでピョンと浮き上がり、ラフを越えるというものです。これは「カット打ち」あるいは「かぶせ打ち」と言われる打ち方です。かぶせ打ちという言い方の方が、打ち方をイメージしやすいですね。

注意すること

この打ち方では次のことに気をつけてください。

1 失敗を少なくするために、クラブを短く持つ

2 ボールの狙う方向を確認して、クラブフェイスの方向を決める。クラブヘッドの上面にある矢印を狙いの方向にするという方が分かりやすいですね。

3 やってみて分かることですが、フォロースルーは取れません。地面で止められるので、手首を痛めないように気を付けてください。また無理にフォローをしようとすると、2度打ち(2打罰)の可能性もあります。

4 ラフの深さや、地面の硬さによって飛距離が変わる。

どんな場合もそうですが、同じ条件の中で、同じ打ち方ということはあり得ません。普段からの練習でどんな場合も対応できるようにすることが大切です。

慣れてくれば、ピンを狙った打ち方をします。

気を付けることは、やはり手だけで打ってはいけないことです。いつものように、脇を締めて肩の回転で打ちましょう。それが打ち損じを少なくする最大で確実な方法です。

コースに出る前に練習場で慣れておきましょう。ただし、先ほども述べたように芝と土の感覚は、場所によってすべて違うことを肝に銘じておくべきです。

 

三角打ちによるロブショット

 

この打ち方は、かぶせ打ちよりも芝と地面に影響を受けないので、安定的に成功し易い打ち方です。

両足とボールで三角形を作り、

1 フェイス面は飛球線方向。別の言い方をすればクラブヘッドにある矢印を狙う方向にする。

2 クラブを振る方向は両足のつま先を結ぶ線の方向

そして毎回主張していますが、脇を締めて振ることを忘れてはなりません。

 

 

すくい打ち

ボールの斜め下を打つ方法です。ボールは左足側に置き、文字どおり、すくい上げる感じの打ち方です。ラフの中にあれば、大体はボールが浮いていますので、その場合は打ちやすいのですが、ボールとクラブの間に芝が入りやすいので3つの中では最も難しいショットです。

しかし、方向性は一番安定しています。

ただ、「2度打ち」をし易いショットですから、自信をつけてから使うことをお勧めします。

 

まとめ

しっかり練習して、自信をもってゲームの時に使えるようにしましょう。

いずれの場合も脇を締めて、大きくゆっくり振るということを意識してください。

どうしても小さなバックスイングでチョンと打つ人が多いようです。ラフでは大きくゆっくり振るということを意識しましょう。

 

 

ネット際からボールを脱出させる3つの技術

あなたもこんなことがありませんか? 私は何度も経験しています。

せっかくうまく打ったのに、コースの傾斜のせいでボールがネットまで転がる、なんてことがあった時、何でこんなに傾斜がきついんだよ、と思いたくなりますよね

ネットぎりぎりです。バックスイングもできない状態です。

だから打とうとしてもバックスイングが取れないし、かぶせ打ちも難しい。さあ、どうやって脱出しましょうか。

1 ネットにぶつけて跳ね返す

2 三角打ちの応用

3 後ろ向きで打つ

 

ネットにぶつけて跳ね返す

写真の上方緑のラインがネットだと考えてください。

まず1つ目の方法は、ネットに向かって打つという方法があります。ネットの跳ね返りを利用する訳です。

 

ネットに思い切りぶつけて跳ね返す方法です。ただし、ネットに直角にぶつけてはいけません。あなたの立っている方向に跳ね返ってきます。

 

かぶせ打ち

 ここではかぶせ打ちが有効です。しかし、ネットは緩く張ってある場合が多いので、うまく出せるかどうかはネットの張り方が影響します。しかし、多少緩くても、跳ね返りはできます。

日頃、待ち時間などで、練習しておかないと実行する勇気はもてないかもしれませんね。

それにネットの張りの強さと、ピンの位置により力の入れ方が変わってきます。

ただし、先ほども記載しましたが、下手すると跳ね返ったボールが自分やクラブに当たる可能性があります。どの方向に跳ね返るか十分吟味して行うことが大切です。体やクラブに当たれば2打罰ですからね。

やはり練習しておく必要がありますね。

上に書いた「待ち時間での練習」は大会の時に行うと失格になりますから、気を付けてください。日頃の練習の日に実施しましょう。

 三角打ちの応用 

次の方法は、三角打ちの応用です。あまり知られていない技術です。

三角打ちと言ったら、普通はロブショットの打ち方ですね。

写真を見てください。

緑のラインがネットと考えます。

ネットに沿ってクラブを振ります。ただし、クラブフェイスはネットから離れる方向です。

注意点はクラブフェイスが内側を向いているというところが三角打ちの時と違います。

とにかく矢印の方向に真っ直ぐ振れば良いのです。

すると、ボールはフェイスの方向に飛び出します。このことは頭にインプットしておく必要があります。

ボールの飛び出す方向はフェイスに垂直の方向です。

この場合、クラブフェイスの真ん中でボールをヒットすることはできませんが、大丈夫です。

クラブは左に振り抜きます。この時、ネットに触れないように注意してください。ボールはクラブフェイスの方向に転がり出ます。

ただ、この場合、せっかく打ち出しても坂があると、またネットの方向に転がり落ちるということも考えられます。

ボールには左方向の回転がかかっていますが、斜面に勝つほどの回転力はありません。その時は大きく振って攻めてください。

 

やはりこれも練習の必要がありますね。

何となくイメージができましたか。

 

では、写真の右方向に打ち出したい場合はどうしたら良いでしょうか。

 

右方向に打つ場合は、ネットの外側から打てば良いのです。ネットの外側に足が出ることは違反ではありません。

ただし、言うまでもないと思いますが、クラブフェイスはネットから遠ざかる方向ですよ。

 

左右両方で練習してくださいね。

 

後ろ向きで打つ

 2つ目の脱出法はネットの外側から打つ、としましたが、場合によってはネットの外に出ることができない場合があるかもしれません。

例えばフェンスがあるという場合です。この時は左利きの人のように左打ちをする人は多く見かけます。

しかし、次の3つ目の方法も覚えておくとかなり応用できます。

それはネット(フェンス)に対して体は直角に、打つ方向とは反対向きに立ちます。

そしてクラブを短く持ちます。長いままだとコントロールが難しいからです。

どの程度に短く持つかは、あなたが打ちやすいくらいで結構です。何度か打つと感覚が分かります。

 

そして、フェイスは狙う方向に向け、スイングはネットに沿って振ります。案外うまく行くものです。

3枚目の写真を鏡に映したような向きと振りの方向です。

私の場合は左打ちよりは上手くできます。

 

一つだけアドバイスをすると、大きくゆっくり振ることを心掛けてください。そうすると距離も方向性もうまく行き易い結果となります。

 

いずれの場合もたくさん練習して自分のものにしてください。

 

2020年の改正ルールでは、少しでもネットに触れるとペナルティになりますから、場合によってはアンプレヤブル宣言をして打つ方が良いこともあります。何故なら、次のショットでカップを狙うことができるからです。

 

まとめ

3つの中で、そんな打ち方なんかしたことが無い、とあなたは思うかもしれません。

ですが、身につけるとかなり応用の利く打ち方になり、あなたの武器になります。

 

ラフからの脱出、独自の方法

この方法は私が考えた方法ですから、本や動画にでているものではないので、他に実践している人がいるかどうかは不明です。

この方法で意識することはクラブのソールを芝から浮かせないことです。目的はボールとクラブの間に芝を入れないことです。

ということは右腕は曲げた状態から伸びるという変化をします。それに対して左腕は伸ばしたまま(あらゆるショットの基本です)の方が失敗はしません。

1 クラブの移動は次の写真のようになることをイメージしてください。狙う距離によってバック(スイング)の大きさは変えます。

2 ボールをヒットする瞬間ということをあまり意識せず、一連の流れの中でボールに当たるという感じで移動させます。

3 ボールに当たった後も、しっかりと狙う方向にフォローします。

この方法の最大の特長は2つあります。

1「ボールとクラブの間に芝が入らない」ということです。

何故なら、ソールを滑らせることによって、芝を倒しながらボールに近づくからです。

2 ロブショットと違って、目標の方向に真っ直ぐ打ち出すことができるので目標を狙いやすいということです。従って成功の確率が高くなります。

腕とクラブのフェイス

さらにこの動きを表現したものが下図です。

クラブの傾きはできるだけ変えないで、手前から芝を押し倒す感じです。この時、肩を回すとボールの方向が変わってしまいますから、狙う方向に腕を押し出す感じで、打つというより払うという感じになります。

足の位置

私が一番やり易い位置は図のとおりです。

1 両足のつま先は目標に向かって真っすぐ。この方が目標を正確にとらえやすい。

2 ボールの位置は真ん中よりやや前

このことについては特にこだわる必要はありません。あなたが一番やり易い形を選んでください。

大きくゆっくり

ラフから出すときはしっかり打たないといけないから、と短く早く打ちがちです。しかし、ボールは逃げません。ここでは大きくゆっくり打ってください。

特にピンが近くにある時はつい強く打ってボールが遠くに行ってしまうという失敗が多くなります。せっかくラフから出たのに、それではもったいない。確実にワンパット圏内に止めるか、うまくやってホールに入れることを狙いましょう。

見た目

いかがでしょうか、あなたの打っている姿がイメージできますでしょうか?

はっきり言って、この打ち方は決してかっこいい形ではありません。むしろ、「なに、そのスタイルは?」と思われる形です。

でもあなたが少しでもスコアアップを狙うなら、カッコ良さよりも結果であるはずです。

 

きたはち
きたはち

ご検討を祈ります。

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