上げボールが打てるようになりたい。でもロブショットは方向性が難しいから、もっと簡単にできる方法はないだろうか、とよく聞かれます。
これは実は公式には発表されていませんが、私どもで研究した方法です。
簡単に上げ球ができる方法
スイングする時、グリップエンドをおへそに向けるように回転すればボールは上がる。とは聞くし、私どものこのブログでもそのように解説しています。
しかし、次の画像のように、ショットをすると、なかなかグリップエンドをおへそに持ってくるということができないのが、多くのプレイヤーの声です。
そこで我々は次の二つを紹介することによって、簡単にボールが上げられるようになって欲しいという結論に達しました。
右手中心のスイング
とにかく「インパクトの瞬間にクラブヘッドが上向きになっていればボールは上がる」という論理で皆さんに紹介するものです。
まず画像で解説します。
見てのとおり、右脇からクラブヘッドまで、一直線になっています。この右腕を中心にスイングします。当然のようにクラブヘッドは上を向いていますから、ボールは上がります。
この方法はボールをあまり左に置くと、最下点でダフリます。だから左足の踵のラインよりも向かって左側（自分中心に見ると右側）に置く方がうまくヒットします。
ではそのショットの動画を見ましょう。
ちゃんとボールが上がっているのが見て取れますね。
左手中心のスイング
次は左手を中心にしたスイングです。
画像のように、今度は左手とクラブを真っすぐにします。
このままショットをします。
ちょっと画面が傾いていますが、ご容赦ください。
この場合、ボールをもう少し向かって右の方に寄せれば、もっと上がります。そこは自分で打ってみて、一番良い状況をつかんで決めましょう。
両方ともバックスイングでコックを使ってもこの状態（腕とクラブが直線になる）に戻すことができるなら、コックすることにより飛距離は出ます。でも、まずはコックしないでショットしてみてください。
右腕の直線を使った場合、このプレーヤーでは50ｍまで届いています。
左腕の直線を使った場合、70ｍまで届きました。スイングの加速が異なるからです。
今回の実証試験では飛距離はそんなに気にせず、「上げる」ことで進めました。どちらのスイングももう少しスイングスピードを上げれば、まだ飛距離は稼げます。
またこのプレーヤーはクラブを短く持つことで上がり易くなることから、動画ではクラブの一番下を持っています。むしろその方が芯に当てやすいと述べています。
短く持つと、飛距離が伸びない様に思われるでしょうが、短い分、ヘッドスピードが速くなり、それほど飛距離に差が出なかったことも付け加えておきます。
気に入った方は、自分で試してみてください。
この理論を応用すれば、クラブエンドをおへそに向けるショットもできるようになるはずですね。
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